趣味でドローンを飛ばすためには、法律やルールを守り、安全に楽しむことが重要です。
趣味で飛ばすにしても100g以上のドローンは国土交通省の『無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール』に基づいて実施しないといけません。
反すると道路交通以上の厳しい罰則を科せられる場合があります。
ほかにも各自治体などの規則に触れる場合もあります。
以下に、趣味としてドローンを飛ばす際に必要なステップや注意点をまとめました。
1. 適切なドローンを選ぶ
趣味での利用には、目的や操作の習熟度に合ったドローンを選ぶことが大切です。
- 初心者向け:100g未満のトイドローン(航空法適用外)。
- 中級者向け:カメラ搭載の軽量モデル(100g以上)。
- 上級者向け:高性能カメラやGPS機能付きのプロ仕様ドローン。
おすすめは世界のドローンのシェアを70%以上という中国、深圳の企業DJI社のドローンです。
直営もしくはアマゾンのスポンサーと書かれているDJI商品が安心です。
DJIの直営サイトはこちら。
2. 必要な手続きや登録
機体の登録(100g以上の場合)
- 100g以上のドローンは国土交通省のドローン登録制度に基づき、登録が義務付けられています。
- 登録後、機体に登録番号シールを貼るか記入する必要があります。
- 登録はオンラインで可能(登録費用:約900円~)。 「無人航空機登録ポータルサイト」
3. 飛行ルールを理解する
航空法や地域ごとのルールを守る必要があります。
航空法で定められた基本ルール
- 目視範囲内で飛行すること。
- 150m以上の高さでの飛行禁止。
- 人や建物が密集する地域(DID地区)では飛行禁止。
- 夜間飛行は禁止(許可が必要)。
- イベント会場や公共の場での飛行禁止。
- 他人の所有地での飛行は許可を得る。
自治体のルール
- 公園や公共施設など、自治体が飛行を禁止しているエリアもあります。地元の規則を確認してください。
禁止エリアの確認
- 国土交通省の提供する地図サービス(「地図で見るドローン規制」など)を利用し、飛行可能エリアを確認します。
4. 安全対策を徹底
趣味での飛行でも、安全への配慮が必要です。
- 風速が強い日や雨天時は飛行を避ける。
- バッテリーの残量管理:途中でバッテリー切れにならないように注意。
- 周囲の確認:人や動物が近くにいないことを確認。
5. 操縦スキルを磨く
初心者は、まず操作に慣れることが重要です。
- 室内や広い屋外(障害物が少ない場所)で練習する。
- 操縦モード(通常モード、GPSモードなど)を理解する。
- 安価なトイドローンで基本操作を習得すると安心。
6. ドローン保険への加入
- 万が一の事故に備え、任意のドローン保険に加入することをおすすめします。
- 個人賠償責任保険が付帯されるクレジットカードや、専用ドローン保険を利用できます。
7. 楽しみ方の例
趣味としてドローンを活用するアイデア:
- 空撮:風景やイベントを上空から撮影。ただしイベントの申請は難度が高い申請が必要です。
- レース:ドローン専用のレースコースでスピードを競う。
- 探検:自然の中で新しい視点から景色を楽しむ。
8. 遵守事項とマナー
- 他人のプライバシーを侵害しない:カメラ撮影時に十分注意。
- 音の配慮:ドローンの騒音が周囲に迷惑をかけないようにする。
趣味としてドローンを飛ばすのは楽しい活動ですが、安全と法律の順守を第一に考えることが重要です。楽しいドローンライフをお楽しみください!